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N5 読解練習 – 新しい町、新しい生活

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四月の初め、私は新しい町へ引っ越しました。大学を卒業した後、この町の会社に勤めることになったからです。日本へ来てから何年も勉強していましたが、会社員として働くのははじめてでした。そのため、期待もありましたが、不安も少しありました。

引っ越しの日の朝、私は早く起きました。ベッドの上に荷物を並べて、必要な物を一つずつ箱にしまいました。本、ノート、辞書、パソコン、カメラ、服、靴、傘など、たくさんの荷物がありました。思っていたより荷物が多くて少し困りましたが、友達が手伝ってくれたので助かりました。

トラックが来るまでの間、私は部屋を掃除しました。机やテーブルを拭き、ごみを集めて燃えるゴミと燃えないゴミに分けました。最後に部屋を見回すと、少し寂しい気持ちになりました。そのアパートには学生時代の思い出がたくさんあったからです。

昼ごろになると、トラックに荷物を積み、新しい町へ向かいました。高速道路を走る間、窓から色々な景色が見えました。大きい川、青い海、緑の山、長いトンネルなどです。天気も良く、空には白い雲が浮かんでいました。

夕方、新しい町に着きました。駅の近くにはデパート、スーパー、コンビニ、病院、郵便局、銀行などがあり、とても便利そうでした。私の新しいアパートは駅から歩いて十分ぐらいの所にありました。建物は新しく、入り口もきれいでした。部屋の中にはエアコン、洗濯機、冷蔵庫、本棚、テーブルがありました。私は「ここなら快適に生活できそうだ」と思いました。

翌日は月曜日でした。会社へ行く最初の日です。私はワイシャツとネクタイを着けて、少し緊張しながら会社へ向かいました。会社の前に着くと、たくさんの会社員が出入りしていました。受付の人に名前を言うと、会議室へ案内されました。

そこで校長のような立場の社長や先輩社員に会いました。

「はじめまして。よろしくお願いします。」私は丁寧にあいさつしました。

すると先輩は、「分からないことがあったら、いつでも聞いてください。」と言ってくれました。私は少し安心しました。

仕事は簡単ではありませんでした。毎日たくさんのメールを読み、電話に答え、資料を書きます。会議にも参加しなければなりません。時々難しい言葉が出てきて意味が分からないこともありました。しかし、そのたびに辞書で調べたり、先輩に聞いたりしました。少しずつ仕事に慣れていきました。

会社には色々な人がいました。若い人もいれば経験豊かな人もいました。外国語が上手な人もいて、英語や中国語を話していました。休み時間にはみんなでコーヒーやお茶を飲みながら話しました。面白い話を聞くことができて、とても楽しかったです。

金曜日の夜、同じ部署の人たちとレストランへ行きました。料理はとても豪華でした。寿司、刺身、天ぷら、牛肉料理、鶏肉料理などが次々に運ばれてきました。私はお酒を少しだけ飲みましたが、先輩たちはビールやワインを楽しんでいました。

「たくさん食べてください。」と言われたので、私は遠慮せずに料理をいただきました。どれも本当に美味しかったです。

週末になると、私は町を探検しました。まず図書館へ行き、本を借りました。その後、公園まで歩きました。公園では子供たちがサッカーをしていました。犬の散歩をしている人もいました。ベンチに座っているおじいさんやおばあさんもいました。みんな穏やかで、町全体が落ち着いた雰囲気でした。

公園の近くには美術館と植物園もありました。私は両方とも見学しました。植物園には珍しい花や木がたくさんありました。赤、青、黄色、白など、色とりどりの花が咲いていました。美術館には美しい絵や写真が展示されていました。私は時間を忘れるほど夢中になりました。

その帰り道、私は小さな喫茶店を見つけました。中へ入ると静かな音楽が流れていました。私はコーヒーを注文し、窓の近くの席に座りました。店員さんはとても親切でした。

「この町はいかがですか。」と聞かれたので、「まだ来たばかりですが、とても好きになりました。」と答えました。店員さんは嬉しそうに笑いました。

それから数か月が過ぎました。今週も先週も忙しい日が続いています。しかし、私はもうこの生活に慣れました。朝は早く起きて会社へ行き、夜は帰って料理をしたり、本を読んだりします。休みの日には友達と会ったり、映画を見たり、買い物をしたりします。毎日はあっという間に過ぎますが、とても充実しています。

この町へ来たばかりのころは、一人で少し心細かったです。しかし今では友達も増え、お気に入りの店も見つかりました。仕事はまだ難しいこともありますが、毎日新しいことを学んでいます。これからもっと経験を積んで、立派な社会人になりたいと思います。そして、この町でたくさんの素晴らしい思い出を作りたいです。

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jabbarpanggabean

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